2010年10月28日
おすすめしたい本
先日、このブログを中学生が見てくれていると知り、とてもうれしく思いました。
ガーベラの中学時代は、ろくな思い出がありませんが、今の中学生はもっと生き辛そうで、見ていてせつなくなります。
先日、森達也さんの話題を出しましたが、映画はもちろん、森さんの本もおすすめです。
「死刑」「放送禁止歌」、そして「いのちのたべかた」は、全ての中学生に読んで欲しい本です。
ガーベラの中学時代も「同和教育」がありましたが、あまり良い思い出として残っていません。
私が中学3年生のとき、私の思想が「寝た子を起こすなという思想だから良くない」と教師に厳しく批判されたのです。今だったら「あなたの、教え方が悪いんじゃなあい?」とでも言えるのでしょうが、うら若き乙女だった私は、以来ずっと「私は悪い子なんだ」というトラウマを抱え、そのままコンプレックスの塊のようなオバハンになってしまいました。
「同和教育はもう必要ない」「わざわざ教えることではない」という意見もありますが、差別はより潜在化して深刻になっていますし、同和教育は今後ますます必要とされるでしょう。そんなとき、森達也さんの本はその教材としてもぜひおすすすめしたいです。森さんの本は、糾弾でもなく、押し付けでもなく、やさしい言葉で私たちに語りかけてくれます。
やがて本を閉じる頃には、私たちの差別や偏見で凝り固まった心が、すっきりとほぐれていることに気づくことでしょう。ガーベラより
ガーベラの中学時代は、ろくな思い出がありませんが、今の中学生はもっと生き辛そうで、見ていてせつなくなります。
先日、森達也さんの話題を出しましたが、映画はもちろん、森さんの本もおすすめです。
「死刑」「放送禁止歌」、そして「いのちのたべかた」は、全ての中学生に読んで欲しい本です。
ガーベラの中学時代も「同和教育」がありましたが、あまり良い思い出として残っていません。
私が中学3年生のとき、私の思想が「寝た子を起こすなという思想だから良くない」と教師に厳しく批判されたのです。今だったら「あなたの、教え方が悪いんじゃなあい?」とでも言えるのでしょうが、うら若き乙女だった私は、以来ずっと「私は悪い子なんだ」というトラウマを抱え、そのままコンプレックスの塊のようなオバハンになってしまいました。
「同和教育はもう必要ない」「わざわざ教えることではない」という意見もありますが、差別はより潜在化して深刻になっていますし、同和教育は今後ますます必要とされるでしょう。そんなとき、森達也さんの本はその教材としてもぜひおすすすめしたいです。森さんの本は、糾弾でもなく、押し付けでもなく、やさしい言葉で私たちに語りかけてくれます。
やがて本を閉じる頃には、私たちの差別や偏見で凝り固まった心が、すっきりとほぐれていることに気づくことでしょう。ガーベラより
Posted by ガーベラ at 10:00│Comments(0)
│本