今週は「おもろいおっちゃん」の話♪

ガーベラ

2011年01月14日 09:00

今週末、辻元清美さんのトークセッションが高槻市内で開催されます。

毎回、多彩なゲストが来られて辻元さんの人脈の広さに驚くばかりです。

特に印象に残っているのは映画監督の森達也さん。「短パン一丁」の話はいつ聞いても笑えてきます。森さんが「清美のためだったら、何だってするよ」と言うのを聞いて、清美さんはいろんな人に愛されてるんだなあと思いました。

 前原誠司さんと田原総一郎さんは定員オーバーで行けませんでした。このように、ジェンダー的には問題大有り!と思う方とも、清美さんはうまくお付き合いされます。そんな柔軟なところも、清美さんの魅力です。ちょっと気に入らないところがあると拒絶反応を示してしまうガーベラには真似ができませんが。

 そして、今回のゲストは「大ボラ協」こと、「大阪ボランティア協会」の早瀬昇さん。
早瀬さんはとっても面白い方なので、今からとても楽しみです。
 早瀬さんが名門の京都工芸繊維大学を卒業されるとき、周囲のご学友はパナソニックなどの超一流企業に就職される中で、従業員たった3名のしかも名前が略して「大ボラ」ということで、父親には「お前は何を考えておるんじゃ」と泣かれたそうです。「お父ちゃん、昇はお地蔵さんになったと思ってあきらめとき」と母親に諭してもらったというお話しは今も忘れられません。

 今回のお話は、NPOと阪神大震災のお話しになると思います。
 震災が起ったとき、私は少しだけ募金やお見舞いもし、たった一度だけ見にも行ったけど、見違えるように美しく生まれ変わった神戸の街を見て「完全に復興して良かった、良かった」とのん気に考えていました。
 実は、復興したのは建物だけで、多くの人の心はちっとも復興していないということに気づいたのはつい最近のことです。
 むしろ、人々の苦しみや悲しみは、震災の記憶が社会から薄れていく中で、置き去りにされていくような寂しさの中で、一層深くなっているのかもしれません。たとえ戦後65年経っても、戦争被害者の気持ちが少しも癒されていないように。
 私は何もできませんが、せめて寄り添う気持ちは持ち続けていきたいと思います。ガーベラより


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