2010年11月11日
正倉院展
黒ゆりさんと『正倉院展』に初めて行ってきました。平日なのに、入るまでに50分も並びました。20日間の期間中、20万人を動員するだけあってすごい人だかりで驚きました。
人ごみで疲れましたが、宝物は一見の価値があります。今回の一番の目玉『螺鈿紫檀五弦琵琶』(らでんしたんのごげんびわ)の貝殻で施された装飾の美しさにはうっとりとしましたし、1300年の時を経ても、漆塗りのつやが当時のまま残っているのも驚きでした。宝物品もさることながら、それを入れる『献物箱』のデザインの精密さや『装飾紙』のあでやかさにもため息がこぼれました。
人間というのは、本来こんなにも美しいものを作り出せるのですね。美しいものをたくさん拝見させていただいて、心が洗われたような一日でした。ガーベラより
PS.写真は、会場となっている国立博物館の庭園風景です。
Posted by ガーベラ at 07:00│Comments(0)