2010年09月11日
通勤途中のステキな建物
西国街道沿いの「富永屋」さんです。江戸時代初期の元和2年(1616)建築で、宿屋を営んでいたとされています。庶民の家で400年間場所が変わっていないのは大変珍しいことだそうです。
富永屋さんでは、敷地内で取れた「やまもも」を使ってジャム作り、ひなまつり、落語会、町家カフェなど、一年を通じて趣向を凝らした行事が開催されています。
伝統ある建物が次々に壊されて、味気ないコンクリート仕立ての建物に取り替えられてしまうのは、とても残念です。欧州では、建物は古ければ古いほど価値があるとされています。スクラップ&ビルドを繰り返すことは、先進国としても恥ずかしいことだと思います。
すぐそばの「中小路家」さんのように、文化財として登録し、永く保存・活用するべきだと思います。ガーベラより
Posted by ガーベラ at 08:00│Comments(0)
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